摘 要
本文尝试探究动词的“变化”和“结果”是否和动词的配价之间存在一定的关系。首先选定要研究的动词范围,然后设定“变化”和“结果”的评判标准,就选定的动词按照变化的程度和动作是否达成结果进行分类。从动词“变化”和“结果”方面研究日语动词的配价问题,即动词的“变化”和“结果”对动词配价的影响。从动词本身出发,研究动词的“变化”和“结果”与语句生成的关系,从而更好的研究句子的生成机制。
动词的价就是动词连接必须行动元的个数,也是衡量动词所带行动元能力的标准。以「伝える」这个日语动词为例,它表示“将言语等内容告诉他人”这一意思。从语义来看,这个日语动词直接关联的有3个成分,分别是“告诉的人”“告诉的内容”和“被告诉的人”。为了组成一个完整的句构,这三者缺一不可。因此「伝える」的价是3价,被称为3价动词。
如何说明动词的“变化”和“结果”是本文的一个难点。例如,在「ペンチで針金を曲げる」这个句子中,「曲げる」这个动作不一定能使「針金」弯曲。有可能动作主体力量过小,不能使铁丝弯曲,也有可能力量过大,铁丝直接断了。因此本文本文认为「伝える」并不能带来明确的结果。动作是否造成结果包含很多的因素,详见本文第4章。
关键词:变化;结果;日语动词;配价;影响
目 次
1. はじめに 1
2.先行研究 2
2.1 結合価についての先行研究 2
2.2 「変化」と「結果」についての先行研究 3
3. 動詞の選定と結合価の確立方法 5
3.1 動詞の選定 5
3.2 結合価の確立方法:演繹的質問 6
4. 動作が結果に至ったかどうかの判定 8
5.日本語動詞の結合価 11
5.1一項動詞 12
5.1.1結果を表す一項動詞 12
5.1.2ただ変化を表す一項動詞 13
5.2二項動詞 14
5.2.1ただ結果を表す二項動詞 14
5.2.2ただ変化を表す二項動詞 15
5.3三項動詞 16
5.3.1結果を表す三項動詞 16
5.3.2ただ変化を表す三項動詞 17
5.4他の成分によって、結果を表す動詞 18
6. おわりに 20
参考文献 21
付録 22
動詞の結合価整理 22
謝 辞 35
1. はじめに
結合価という術語は、化学の原子価から来ている。結合価とは、述語が取る必須の項の数であり、動詞の持つ能力を表すものでもある。最初その言葉はフランスを代表する言語学者ルシアン・テニアールによって言語学に使われていた。その後、各国の学者達は結合価を研究し続け、結合パターンを豊富にしている。そして、学者達はそれぞれ自分の説を打ち立てた。
日本語動詞は動詞の多義性、主語や目的語の省略及び学者達の着眼点の違いによって、学者達の動詞の結合価に関する研究成果に、それぞれ相違がある。しかし、動詞に結合価をつける時は、語彙の意味をもとにし、語義と文法を組み合わせるという原則に準拠すべきである。その点は基本的に合意に達する。
2.先行研究
2.1 結合価についての先行研究
結合価についての研究成果はたくさんあげられた。その中で、その代表的な研究者として、ルシアン・テニアール(1953)、石綿敏雄(1983,1988)、仁田义雄(1980)、范晓(1996)、小泉保(1989)等の国語学者の論を取り上げる。石綿(1988)では用言1154を含む結合価表を具体的に整理しており、石綿(1990)ほかは、結合価文法が対照言語学の研究に大いに役立つことを強調している。
ルシアン・テニアール(1953)は文の中核をなすのは動詞であるが、一連の従属成分が動詞によってつながれ、絶対的に支配される。動詞に直接従属する成分は「行為項目」と「状況項」に分けられる。「行為項」とは、述語が表す過程、動作や状態などに直接に関与する成分であるが、「状況項」とは、過程が実現するための時間や場所など、比較的自由につけられる成分である。ルシアン・テニアールは依存文法によって、成分と成分との関係が直観的に判断できると主張している。
仁田義雄(1980)は結合価を分析する時、いわゆる格成分は動詞の意味を実現するための必須成分であると指摘した。基本的な動詞文が成り立つにはどうしても必須成分と述語が必要である。また、豊かな文脈になるには、文中に付加成分(目的・原因)と状況成分(時間・場所)が伴うことも可能である。例えば、「先生は教室で真面目に学生に文法を教えている」という文では、「先生は」「文法を」「学生に」は格成分で、「真面目に」は状況成分で、「教室で」は付加成分である。次のように示しておく。ただし実線は格成分を表わし、破線は状況成分と付加成分を示す。
先生は 教室で 真面目に 学生に 文法を 教えている。
范晓(1996)は、結合価は統語と語用に何か関係があるが、本質的には、文法上の意味範囲に属すると述べている。また、価数は静態の主述構造の中で、動詞述語の実現に不可欠な文成分の数である。また質問の形式によって、静態の主述構造は作ることができると論じている。中国語と日本語が違う語族に属しても、結合価は述語の実現に不可欠な文成分の数であるという点においては同様である。
小泉保(1989)は日本語動詞の結合価を分析するために、基本的な動詞728項目を整理し、日本語基本動詞用法辞典を編纂した。各動詞がどのような助詞をとるかそれぞれの文型を示すだけでなく、それに対応する語義を与え、例文も提示している。本稿でのすべての動詞はその辞典より選んでいる。
2.2 「変化」と「結果」についての先行研究
宮島達夫(1972)では、変化の形式という観点から動詞が「一時的・永続的」、「現象・本質」、「基準のあるなし」に分けられ、変化の内容という観点から、動詞が「物理的・化学的な変化」、「生理的な変化」、「服装な変化」、「社会的な変化」などに分けられる。宮島達夫(1985)では、「結果性」という観点から動詞が3種類に分けられている。「基本的には、結果を表す動詞」、「基本的には、動作・作用を表す動詞」、「結果の階段に問題のある動詞」の三つである。
早津恵美子(1)(1995)では、日本語の動詞は、対応する自動詞があるか否かという点で「有対他動詞」と「無対他動詞」の2種類に分けられる。「有対他動詞には対象の変化を含意するものが多い。例えば、対象の形状・大きさ・長さ・温度・品質・数量・強度・存在場所・事態・状況の変化など。しかし、無対他動詞には動きかけによる変化を含意しないものが多い。「占める、含む、帯びる、兼ねる」のように物の状態や関係を表す動詞、「防ぐ・守る・遮る・阻む・避ける」のように妨害・遮断などを表す動詞、「喜ぶ・悲しむ・願う・疑う・尊ぶ」のように感情・評価的な態度を表す動詞である。」
3. 動詞の選定と結合価の確立方法
3.1 動詞の選定
本稿では、次のものは対象外とする。
I. 「(ら)れる、(さ)せる」などの助動詞に接続し、可能や使役などの意味を表し、結合価が変化に富む動詞は、たいへん複雑なので、本研究から除外する。
(1)雨が降る。(一項動詞)
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