摘 要
日本的英雄影视作品以特摄剧而闻名,假面骑士系列作为其中的代表,承载着日本人对于英雄的寄托,诞生至今已有48年的历史。平成年代的20部假面骑士塑造了20个不同的英雄主角和骑士故事,“假面骑士”的形象浓缩了当代日本的英雄观念,同时也通过对于英雄的刻画反映了植根于日本社会的民族文化特点。
本论文通过纵向分析与横向分析相结合的方式,以平成假面骑士作品为对象进行研究。在先行研究的基础上进一步归纳平成骑士的人物特点与塑造方式,举出具有代表性的人物例来剖析现在日本人所追求的英雄形象。通过宏观概括和对比,提炼出平成假面骑士所描绘的英雄背后隐藏的日本社会特点,并进行分析。本论文希望通过对该特摄作品的研究,探讨不同文化下英雄崇拜的差异性以及形成这样差异的社会文化原因。
关键词:假面骑士、特摄、英雄形象、社会文化
要 旨
日本のヒーローテレビ放送作品においては特撮劇が有名であり、その代表としての仮面ライダーシリーズは、日本人が英雄に託す思いを背負って誕生し、今まで48年の歴史を持っている。平成仮面ライダーはそれぞれ20人のヒーロー主人公や物語を作り、仮面ライダーという具体化されたキャラクターを利用し、現代日本のヒーロー像を凝縮した。同時に、ヒーローを描くことにより、日本社会に根差す民族文化の特徴を反映している。
本稿は、平成仮面ライダーの作品を対象とし、縦比較・横比較で研究するものである。先行研究を踏まえて、平成ライダー人物の特徴と描き方を考察し、代表性のあるキャラクターを例にすることによって現代の日本人が求めるヒーロー像を解明する。また、マクロ的な視点から総括・比較し、平成仮面ライダーが描いたヒーロー像の裏にある日本社会の特徴を抽出した上で分析する。仮面ライダーという特撮作品にについての研究を通し、異文化においての英雄に対する崇拝の相違性、及びそれを醸成する社会文化の原因を深く探ってみる。
キーワード:仮面ライダー、特撮、ヒーロー像、社会文化
目 次
はじめに1
一 先行研究1
二 研究の目的と意義1
三 研究の方法と手順3
第一章 平成仮面ライダーに現れたヒーロー4
第一節 平成仮面ライダーの登場人物とその特徴4
第二節 仮面ライダーたちの変貌6
第二章 平成仮面ライダーにおける「正義」と「悪」 11
第一節 正義と悪の関係11
第二節 仮面ライダーの正義とは14
第三章 平成仮面ライダーから現れた文化的要素16
第一節 平成仮面ライダーの核心である集団主義16
第二節 自己犠牲を惜しまない武士道精神17
おわりに19
参考文献20
謝辞22
はじめに
一、研究目的
仮面ライダージオウは平成最後のライダーと呼ばれ、好評を得ている。過去のライダー達を集合する20年記念映画『平成forever』の上映に連れ、老若男女を問わず、人で絶大な人気を集めている。特撮作品が日本人の心に浸るヒーローを作り、ヒーロー文化も醸成された。仮面ライダーシリーズに出るヒーローが日本人の国民性、あるいは日本人が望んだヒーローに迎合したからこそシリーズになり、ヒーローの世界を展示することができたと考えている。平成ライダーの20年を顧みると、平成仮面ライダーの「正義」と「悪」はどうやって表したのか、その中から日本ヒーローとしての共通点と個性を明らかにしたい。
現代日本の社会意識が変わった故に平成ライダーが描くヒーロー像にもそれぞれの違いが現れた。それがどのような社会文化を反映したのか、意識や文化の塊とも言えるヒーロー像を深く研究し、日本特有のヒーローイメージ及びその裏の根源を探ってみたい。
二、先行研究
小谷敏(2006)は、『仮面ライダーたちの変貌-新人類世代と新人類ジュニア世代-.特集:子どもたちと他者:コミュニケーションの変貌と現代社会』という論文で、平成ライダー第一作と呼ばれる『仮面ライダークウガ』の成功をはじめ、ライダーは明らかに変質していくと指摘している。その象徴の一つは、仮面ライダーの数がどんどん増えていったということである。いくつの事件が例として挙げられ、現実社会が投影されていることを証明している。
葛城浩一(2012)は、『ヒーロー像はどう描かれてきたのか-「仮面ライダーシリーズ」を事例として-』という論文で、仮面ライダーのような特撮ヒーローは教育に重大な役割を演じると指摘している。特撮ヒーロー番組の制作者サ
イドが子どもに対する教育的影響力に非常に意識的であるという点に鑑みるならば、そこで示されるヒーロー像には、たとえ等身大であっても、その時代の社会が求める望ましい人間像が少なからず反映されているのではないかという仮説を前提に、どのようなヒーロー像が描かれ、過去のそれと比べてどのような特徴を有しているのかについての分析を行う。性格、趣味、特技などから昭和ライダーとの違いを探し出し、平成ライダーは、自由で個性がそれぞれであり、平和を守るヒーローであることを述べている。また、現代的ヒーロー像にこそ、現代社会が求める望ましい人間像の一端が反映されている、女性が求める男性像の変化も、ヒーロー像の描写変化に少なからず反映されているのも述べている。
ヒーローの正義について、平侑子(2012)の書いた『スーパー戦隊シリーズにおける「正義」と「悪」の変遷』という論文がある。背景は宇野常寛の著書『リトル・ピープルの時代』におけるヒーロー像の記述である。宇野は、仮面ライダーシリーズをリトル・ピープルを象徴するヒーローとして扱っている。仮面ライダーは外からではなく、内部で生まれたヒーローという理念を提出した。そして『仮面ライダー龍騎』、『仮面ライダー555』を例としてあげ、ヒーローの持つ正義そのものも複雑で曖昧であり、悪との関係も見直すべきだと指摘している。
周志柏、冯丽研(2006)は『日本映画のヒーロー文化について 』という論文で、日本はの単一民族であるため、ヒーロー達から、「小」と「曖昧」という文化性が見られる。現代ヒーローの虚無性、曖昧性、悲劇性はまさに日本民族の凝縮である。その中には武士道の精神が含まれていると指摘している。日本のヒーロー像には、「集団から離れてはいけない、集団の中にいるこそ、ヒーローは生まれる」という社会意識が存在していると評価している。
以上の先行研究からみれば、特撮ヒーロー像に対する研究が少ない、内容も分散している。すなわち、特定の作品を対象として、その中の各ライダーの特徴と共通点、またその文化的原因を探求する研究が多くみられていない。本稿は、ヒーローの範囲を縮め、平成仮面ライダーを出発点にして日本のヒーロー像を明らかにする。
本稿に関わる先行研究は少ない、第一作のクウガからジオウにわたってまとめて分析する資料も探しにくい。そして、ファックリョンである平成仮面ライダーのヒーローを客観的に分析し、各作品と対照した上で、説得力的ある結論を出すのも難点の一つである。
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