摘 要
要说阅读题,我们会想到这样的设问:“请回答划线部分‘その’所指的内容”。这样的问题是让我们重新读一遍前面的部分(深入阅读),有深层次意思的问题,对于中文母语者来说是难题。
本论文通过调查研究JFL非现场指示的误解,并旨在减少阅读文中非现场指示的误解读。
通过调查结果,从学习者答错的特点来发现问题点。
最后基于本论文所得到的知见,对于减少阅读文中非现场指示的误解读提出建议。
目次
はじめに…………………………………………………………………1
- 先行研究
1.1 日本語指示詞の用法と定義 ……………………………1
1.1.1日本語指示詞の形態と「コ・ソ・ア」系の非現
場指示用法………………………………………2
1.1.2 日本語指示詞の枠組み…………………………4
1.2 日本語非現場指示用法の誤解釈 ………………………6
- 調査
2.1 調査方法 …………………………………………………7
2.2 調査結果…………………………………………………10
第三章 分析 …………………………………………………………12
第四章 まとめ…………………………………………………………14
おわりに ………………………………………………………………15
参考文献 ………………………………………………………………16
謝辞 ……………………………………………………………………17
はじめに
読解問題といえば、「下線部を引いた“その”の指す内容を答えなさい」といった設問が思い出される。
たとえば、2011年12月に行われた日本語能力試験一級では、以下の設問があった。本文の該当箇所と共に引用する。
本文:専門化と特殊化が、科学の運命であり、いかに学際化が叫ばれても、根本的には
①この傾向には歯止めが利かない。
(渡辺二郎 『現代の哲学』 による)
問題:「この傾向」とあるが、どうのような傾向か。
1近代的な研究を行う部門がさらに増えてきた。
2特殊な研究対象が排除されるようになってきた。
3研究対象をより実践的にとらえるようになってきた。
4専門分野が以前より細かく分かれるようになってきた。」
中国語母語のJFLにとって日本語の非現場指示の理解は誤解が生じやすく、非常に困難な項目と考えられ、様々な研究がなされてきた。たとえば、孫愛維(2007)は、質問紙、聴解テスト、インタビューなどの横断研究と縦断研究によって、学習者にとって習得困難な点は「ソとアの使い分け」であることを明らかにした。また、習得が困難である原因については、「母語の影響のみでなく、年齢、日本語能力、学習環境など相互に関連する様々な原因が絡み合う複雑なプロセスが影響している」ことを明らかにしている。
第一章では、先行研究に基づいて、日本語の指示詞の非現場指示用法を整理する。その上で、JFLの非現場指示用法の誤解釈についても整理する。
第二章では、実際に行った調査について記す。調査の概要は以下の通りである。
(1)2011年7月に行われた日本語能力試験一級に出た読解文(前田美樹『独学の精神』による)を利用して問題を14個作成する。
(2)被験者(南京工業大学外国語学院日本語学部2-3年生)に用意した問題を解答させる。
(3)調査の結果を明らかにする。
第三章では、調査結果を基に誤答の特徴を分析する。また、本稿から得られた知見を基に、読解文における非現場指示の誤解釈を減少させる方法を提言する。
- 先行研究
1.1日本語指示詞の用法と定義
1.1.1日本語指示詞の形態と「コ・ソ・ア」系の非現場指示用法
史(2012)は、日本語の指示詞について、「文の中でいくつかの品詞として使われる言葉」もので、「指示領域の違いによって、場所、属性、程度、方法などに分かれている」と主張した。
史(2012)による、日本語の指示詞の分類は以下の通りである。(表1)
表(1)日本語指示詞の形態の分類
また、高(2008)は、「コ・ソ・ア」系の文脈指示用法を以下のように分類した。
コ系の用法:
- 情報の焦点となり、そして指示対象が焦点化される場合、「コ系」が使われる。
- 文章の中で、文章の内容あるいはテーマなどを直接に引用する場合、「コ系」を使う。
- 文章における話、思考の内容を指示する場合、「コ系」を使うことができる。指示詞の指示内容はよく前あるいは後の非常に近くのところにある。
- 話し手が談話における自分と強く関わる物事、自分あるいは聞き手が話したばかりのこと、そして自分がすぐ言いたいことを指示する場合、つまり親しい物事を「コ系」で指す。
- 談話における聞き手の注目を引きつけたい部分を「コ系」で指示することができる。
- 相手の発言あるいは注意で話し手の恐れや心配を呼ぶ場合、「コ系」を使う。
ソ系の用法:
- 相手が話したことを自分がわからない場合「ソ系」を使う。
- 談話における話し手が自分だけが経験することあるいは聞き手があまり知らないことを指す場合、「ソ系」を使う。
- 仮設の物事、未来の出来事を指示する場合、「ソ系」で指示する。
- 談話における相手が話した内容あるいは相手の思考の内容を指示する場合、一般的には「ソ系」を使う。
- 文章において、前に登場した物事を指す場合主に「ソ系」を使う。文章中述べたばかりの物事を指すとき、重複を避けるため、よく「その」の形で表現する。
ア系の用法:
- 話し手と聞き手が共に指示対象をよく知っている場合、あることを共同に経験した場合、「ア系」を用いる。この時、話し手がよく指示対象に対する懐かしい思い出深いなどの気持ちを含める。
- 読者あるいは聞き手が指示対象を知っていないつまり話し手だけが指示対象を知っている場合、「ア系」を使う。この時、作者の感情を込めて、読者に指示対象の存在や作者の主観的な感情を理解させる。
- 独り言を言う場合あるいは自分なりの経験を聞かれる場合、相手が知っていない物事でも「ア系」で指示することができる。
- 談話における触れたことがないにもかかわらず、聞き手が談話の内容からすぐ指示対象を把握できる場合、「ア系」も使える。
- 世の中によく知られた当代知名の士あるいは歴史人物を指示する場合は「ア系」を使う。
本稿では、分析の際、コ系用法の「2」と「3」、ソ系用法の「5」を用いる。
読解文では、コ系とソ系の出現率が高い。ア系の用法「2」と「3」が示すように、ア系は作者あるいは話し手にとって、自分だけが知っている主観的な情報である。また、用法「5」が示すように「世の中によく知られた当代地名の士あるいは歴史人物」を示す。そのため、ア系の指示表現においては、指示対象が何であるかが判断しやすいと考えられる。
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