基于语料库的中日同形词研究——以“大方”为例毕业论文

 2021-04-03 11:04

摘 要

中文摘要

长久以来,中日两国一直有着密切的关系,自古以来交流频繁,互相给予影响。公元一世纪前后,中国的汉字传入日本,成为了日语书写形式的重要组成部分。在中日两国的交流的过程中,语言的借用尤为显著,日语中借用了许多汉语词汇, 汉语中也借用了许多日语词汇,因此,汉语和日语虽然属于不同语言,但是在书写形式方面,两者之间存在大量的相同或相似的词语,即所谓中日同形词。

在学习语言的过程中,入门和初级阶段是最关键的时期,此时获得的知识会一直影响整个学习过程。因此,正确理解同形词是必须做到的。然而,因为是同形词就简单的认为意思相同而随意使用,可能在理解时产生误解。为了学得正宗的日语和汉语,了解中日同形词之间的关联是必要的。

本篇将以中日“大方”为例,展开对中日同形词含义之间的差别的探究。通过对比中日 “大方”的由来、意思等,从而研究它们在语义和文法上的异同。总之,希望通过探索中日同形词“大方”这一实例,能提供自己以及日语学习者一些帮助,能更加了解中日同形词,认识到中日同形词的意义,从而更好地掌握辨析中日同形词的方法。

关键词:中日同形词;大方(日);大方(中);异同

目 次

はじめに 1

  1. 先行研究 3
    1. 研究の意義 4
    2. 研究の方法 5
  2. 「大方」の由来 7
    1. 中国語における由来 7
    2. 日本語における由来 7
  3. 「大方」の意味 9
    1. 中国語における意味 9
    2. 日本語における意味 12
  4. 日中「大方」の異同 16
    1. 語義における異同 16
    2. 文法における異同 18

おわりに 21

参考文献 22

謝 辞 23

はじめに

日中両国は長い間密接な関係を持っていて、古来交流が頻繁で、お互いに与える影響が鳴った。西暦一世紀前後、中国の漢字が日本に伝わったのは、日本語になった書写形式の重要な部分になった。日中両国の交流の過程で、言語の参考になることがめざましく、日本語には借りた多くの中国の言葉は、中国語でも多くの日本語を借りてため、日本語とは異なる言語が、書写形式において、両者の中に大量の同じか似ているという言葉、いわゆる日中同形語だ。

しかし、同形語には、同形同義語があり、同形異義語と読み、使っているうちにズレが出る語も多く存在している。日中の「大方」との相違点は次のように見られる。例えば、

  1. 副詞

① “天下之良书不可尽计数,大方论数,而五者是也。” 孙诒让间诂:“大方,即大较也。五, 毕沅云:当为‘三’之误,即上先王之宪之刑之誓是。”1

(大概)

②タバコを吸っている人は、大方この3つのうちのいずれかが90%を占めるだろうと思われる。2(恐らく。たぶん。)

  1. 形容詞

①厅里的陈设整洁大方,靠墙放有大屏幕电视机、电视电话机、一排沙发以及一些简单的运动器械;大厅中央圆桌上的大理石底盘里,放着一棵枝杈交错的橘红色大珊瑚。3(不俗气)

②現在、東京では七月に盆が行なわれるが、八月に行なう地域が大方だ。た

1 墨子 《墨子·非命上》东周春秋末期战国初期

2 鈴木正弘『移植した人工骨が本物の骨に変化する』 星雲社(発売) 2003

3 杨叙南《复活的头颅》 少年儿童出版社 1981

だ、お盆の期間については地方によって様々で一定していない。4(普通であるさま。一般的なさま。ひととおり。)

  1. 名詞

①“吾长见笑于大方之家。”5(谓识见广博或有专长的人)

②私たちは、ことに俳人は、何かといえば自然自然と申しますが、残念ながら環境問題の大方は修復不可能なんじゃないかと思われます。6(全体のほとんどの部分を指す表現。)

本論では、日中の「大方」を例に、日中両言語の意味の差が多くの原因を探す。本論の指した「同形語」は、中国語も日本語も同じ漢字で表記される語を指す。現行の日中両国で使用されている字形、字体の差異を問題にしないことにする。

4 実著者不明『祭りと日本人信仰と習俗のルーツを探る』 青春出版社 2002

5 庄子《庄子·秋水》 战国中期

6 宇多喜代子『俳句研究』 角川書店 2005

1 先行研究

先行研究では、同形語の研究方法はたくさんある。同形語について概説的に述べながら、両国語の意味の異同を説明するものである。品詞から日中同形語を論じた論文や中国語同形語の誤用問題、特に対訳する角度から研究を進めたものもある。

大河内康憲7は同形語がこのように定義している。「いずれがいずれを借用したかを問わず、双方同じ漢字(簡体字は問わない)で表記されるものを同形語とよぶ」。彼は同形語が「字音語」を限定して、同形語が「政治、文化」などの日中漢字の中で、字形の上で同じな言語と思う。

何培忠、馮建新8は『日中同形語浅説』の中で、これを指摘している。「歴史、地理、文化交流など、各方面の原因のため、中国語と日本語の間で、お互いに深遠な影響が生じたことがあって、このような影響がまず語彙の方を表現している。日本語の中で、大量な漢字と語句を使って、それが中国語は日本語に強大な影響を明らかな証拠を与えている。それに、中国語の中でもいくつか日本の語句を使って、甚だしきに至っては日本語文法が現れて、日本語が中国語に対して深く送ったのに影響するだ。この二種類の言語は語彙の上で相互影響、それらの間で、大量字形の同じ語が発生して、それによってこのようなの言語間の特殊な関係を形成しました。同形語は日中の言語の中で、この一部の字形が同じな語だ。それが中国語と日本語の間での語彙で、使った範囲は名詞、動詞、副詞、形容詞などの多種の品詞だ。」

7 大河内康憲『日本語と中国語の同形語』くろしお出版 1992

8 何培忠、冯建新《中日同形词浅说》 商务印书馆 1986

何宝年9は、日中同形語とは、音読み方・文字数・借用関係を問わず、日中両国の文字改革によりもたらされた字体の相違があっても、漢字のもとが同じである、中国人の立場から見る、中国語と日本語の間に存在している同形の漢字語である。多くの辞書はその時代のみ目を向けているので、言葉の歴史的なつながりを無視してしまうものが多いが、日中同形語の語義の比較研究は現代語の意味用法を中心にしている辞書だけに頼っては、偏った結論を出しかねないことを認めている。

潘鈞10はどのように同形語を判定するために、三つの必要条件を提出した。一つは表記は漢字で、日中両国における字形の違いと送り仮名の有無、形容動詞の語尾も無視してもいい。二番目は語源は同じ、あるいは歴史的な関連がある。三つ目は今日の日中両国語においては使われている言葉でなければならない。これらの条件によって、日中同形語の研究をさらに有意義なことにさせると思われる。

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