摘 要

“官本位”思想的来源复杂，在中国长期存在。“官本位”思想造成有限的资源(官位)被进行激烈的竞争，公平竞争的难度加大，不少人搞关系，走捷径，给中国社会的各个方面造成了恶劣影响，甚至产生腐败。有实力没关系的人无法实现自己的价值，产生了很大的人才资源浪费，影响了社会经济的发展。此外，这种思想甚至影响到了少年儿童， 小学生争着做组长、大队长、中队长、小队长等等这样的“官职”，有了这些“官职”的孩子手中就有了“权利”，可以去“管”同学，同学要服管，有“官职”的孩子还会得到周边人的赞赏，其家长会被“艳羡”有本事，本人则会夸赞为“别人家的孩子”，学习至上的学校，成了争“官”当“官”的“官场”，“官本位”思想对孩子产生了十分恶劣的影响。

本文以存在于中国一些小学校的“官本位”现象为切入点，阐述日本小学教育的特征和长处，从家庭、学校、学生及教师等角度进行分析，探索日本和中国的小学教育的目标、方式的不同。通过对比分析中日小学教育的不同点，找出中国现行小学教育因“官本位” 思想的存在而导致的对小学教育思想和学生思想形成的影响，并谏言现行中国小学教育。

关键词 ： 官本位；中日；小学；教育

要 旨

「官本位」という思想の由来は複雑で、中国では長い間存在している。「官本位」の思想は有限な資源（官位）をもたらして激しい競争をされて、公平な競争はとても難しくて、多くの人が関係して、近道を通って、中国社会の各方面に悪影響を与える。甚だしきに至っては腐敗が発生する。実力のある人は自分の価値を実現することができず、大きな人材資源の浪費が生まれて、社会経済の発展に影響している。また、少年児童と小学生が組長、大隊長、小隊長などのような「官職」を競ったり、これらの「官職」を手にしたりすることで、「権利」が身につくことにも影響している。同級生は服従し、

「官職」のある子は周囲から賞賛され、その親が「羨望」され、本人が「他の家の子」とほめる。学習至上の学校は、官職を争う官界となる。「官本位」思想が子どもに悪影響を与える。

本文は中国の一部の小学校に存在する「官本位」現象を切り口にして、日本の小学校教育の特徴と長所を述べて、家庭、学校、学生及び教師などの角度から分析を行う。日本と中国の小学校教育の目標と方式を探る。日中小学校教育の相違点を比較分析し、中国の現行小学校教育が「官本位」思想の存在による小学校教育思想と学生思想形成への影響を分析し、現行の中国小学校教育を諫言する。

キーワード: 官本位;中日；小学校；教育

目 次

1 研究の目的と意義..................................................... - 1 -

2 「官本位」思想について............................................... - 1 -

2.1 「官本位」思想とは............................................... - 2 -

2.1.1 「官本位」思想の由来......................................... - 2 -

2.1.2 「官本位」思想の特徴......................................... - 3 -

2.2 「官本位」の思想の影響........................................... - 3 -

3 日本の小学校教育のやり方............................................. - 4 -

3.1 教育目標と教育内容............................................... - 4 -

3.1.1 幼児教育の教育目標とその内容................................. - 4 -

3.1.2 小学生の教育目標とその内容................................... - 5 -

3.2 教育のやり方..................................................... - 5 -

3.2.1 生活の指導................................................... - 6 -

3.2.2 学習の指導................................................... - 6 -

4 中国の小学校教育のやり方............................................. - 7 -

4.1 教育目標と教育内容............................................... - 7 -

4.1.1 幼児の教育目標とその内容..................................... - 7 -

4.1.2 小学生の教育目標とその内容................................... - 8 -

4.2 教育のやり方..................................................... - 9 -

4.2.1 「クラス幹部」............................................... - 9 -

4.2.2 「三好学生」................................................. - 9 -

5 結論と考察.......................................................... - 10 -

5.1 「クラス幹部」に見られた「官本位」思想.......................... - 10 -

5.2 「三好学生」に見られた偏り...................................... - 11 -

5.3 中国の小学校教育への助言........................................ - 11 -

おわりに............................................................... - 12 -

参考文献............................................................... - 13 -

謝辞................................................................... - 13 -

从中日小学教育方式谈“官本位”思想

「官本位」思想の源に関する探究

――中日両国の小学校教育のやり方を比較しながら

1. 研究の目的と意義

官本位とは封建的な意識であり、その特徴としては、社会のメンバーが官職を最も優れた職業と見なし、官職の高低で一人の社会的価値を判断するという特徴がある。

この思想の源はとても複雑で、中国の歴史、文化、経済、社会に「官本位」の思想の影響を与えている。「官本位」の思想は中国で長い間存在している。これで、中国の社会の気風が悪いことを招いている。社会のエリートは限られた資源（官位）の激しい競争に対して、腐敗を生んでいる。社会全体にとって、実力のあるエリートが腐敗などの原因で自分の価値を実現できないということが大きな無駄である。それで、社会の経済