摘 要
语言会随着时代变迁而不断地发展。青年用语作为语言变迁的一种现象,反映了世间万象及时代年轻人独特的文化心理。进入 21 世纪以来,日本的青年用语发生了很大变化,以互联网为媒介,出现了网络用语。网络用语作为青年用语的一种,正受到全社会的广泛关注,但传统日语学者对网络用语一直持批判态度。
本文以日本青年用语中的网络用语为中心,首先在现有的研究成果基础上, 确定了青年用语和网络用语的定义。为了进一步明确网络用语的定义,通过比较分析网络用语与流行语,总结了两者在创造者和认知率上的不同:网络用语的创造者主要是年轻人,而流行语的创造者是各个阶层的人。从使用范围上来看,网络用语的使用范围比流行语更小。其次,笔者根据从网络用语辞典《ネット王子》中收集数据制作出来的词汇表,进行了计量研究。主要从构词、语种和词性方面对网络用语的语言特征进行考察和归纳,明确了日本网络用语的构词和语种具有多样性。从网络用语的构词中还可以看出日本青年喜爱使用片假名,罗马字,还有多种标记混合使用。日本网络用语的构词法也很丰富,有省略、借用、复合、双关、接头词,派生,口语化等构词法,多达 11 种。通过分析日本网络用语的构词法,笔者发现日本年轻人具有很强的造词能力。最后,本文通过分析网络用语的语言特征和构词法,考察了青年用语中所蕴藏的日本青年的崇拜西洋文化, 追求男女平等和娱乐性等文化心理。
关键词:青年用语 网络用语 语言特征 构词法 文化心理
要 旨
言葉は時代の流れにつれて発展している。若者言葉は言語変遷の一つとして、その時代の世相を、若者なりの文化心理を反映している。21 世紀以来、日本では若者言葉は大きく変わり、インターネットを媒介として、ネット用語が生 まれた。若者言葉におけるネット用語は,現代日本語の中で、社会にも広く注 目されている。しかし、ネット用語に対して、伝統的な日本語学者は批判的な 態度を持っている。
本稿は日本の若者言葉におけるネット用語を中心として、今までの先行研究の成果を踏まえ、若者言葉とネット用語の定義を明らかにした。ネット用語の定義をさらに明確するために、ネット用語と流行語を比較して、作り手や認知率の面からそれらの差異をまとめた。ネット用語の作り手はほとんど若者であるが、流行語の作り手は各階層の人々である。使用範囲の面から見ると、ネット用語の使用範囲は流行語より狭い。次に、筆者は「ネット王子」というネット用語辞典からデータを収集し、語彙表を作り、計量研究を行った。主に表記、語種と品詞の方面からネット用語の言語特徴を考察し、まとめた。日本のネット用語の表記や語種はバラエティーに富んでいることを明瞭にした。ネット用語の表記によって日本の若者はカタカナ表記、ローマ字表記と多種表記混用が愛用していることがわかる。ネット用語の造語法も多様であり、省略法、借用法、複合法、もじり、接頭辞、派生法、口語化など 11 種類に達する。日本のネット用語の造語法を通して、日本の若者の造語力が強いことを発見した。最後に、ネット用語の言語特徴及び造語法を分析して、若者言葉に内包される日本の若者の西洋崇拝、男女平等と娯楽性を求めるなどの文化心理を考察した。
キーワード:若者言葉 ネット用語 言語特徴 造語法 文化心理
目 次
摘要 I
要旨 II
はじめに 1
- 研究の背景と目的 1
- 先行研究 1
- 研究の方法と手順 3
第一章 若者言葉とネット用語 4
- 若者言葉の定義 4
- ネット用語の定義 4
- 本稿の立場 5
第二章 若者言葉におけるネット用語の特徴 7
- ネット用語の表記特徴 7
- ネット用語の語種 10
- ネット用語の品詞 11
第三章 若者言葉におけるネット用語の造語法 12
- 既存語と全く無関係な新語の造語 12
- 既存語を用いる新語の造語 12
第四章 若者の文化心理の分析 16
おわりに 18
参考文献 19
謝辞
はじめに
研究の背景と目的
若者は社会集団の一員として、社会の発展において重要な役割を果たしている。若者達は日常生活のコミュニケーションの中で、仲間同士にしかわからない言葉遣いを作り出す。社会の発展につれて、インターネットは若者言葉を作る場所になった。伝統な日本人にとって、理解しにくいネット用語は雨後の竹の子のように現れてくる。21 世紀以降、若者言葉は言語表現として、常に日本語研究の課題になる。実は、若者言葉はどの国でも存在している。日本では若者言葉については日本語の乱れであると批判的にとらえる人もいれば、言語変化であると認識し、積極的に受け取る人もいる。日本語学習者にとって、日本の若者に対する理解を深めるためには、教科書の内容だけにとどまらず、若者言葉を理解することも重要である。近年、若者言葉におけるネット用語は言語学者に注目されるようになる。中日でもネット用語を媒介として日本の若者言葉を考察する文章が多くある。本稿は先行研究を踏まえ、若者言葉におけるネット用語を研究対象にしてネット用語の定義をだし、言語の特徴、造語法を究明し、最後に日本青年の文化心理を検討してみる。
先行研究
清少納言は『枕草子』においても平安時代の若者言葉の乱れについて記述したことがある。古くから言語学界の学者が若者言葉についての成果を多く出した。日本において、若者言葉についての研究は 20 世紀 90 年代から本格的に始まった。そのため、若者言葉に関する研究歴史はそれほど長くないといってもよい。90 年代半ばに入り、ブームになった。日本の若者言葉について系統的な研究は米川明彦より始まるといってよい。米川氏の研究も後継者の研究に大きな影響を与えていると言えるであろう。
現代日本語学者の米川氏は「現代若者ことば考」(1996)、「若者語を科学する」(1998)などの著作と論文を著述した。米川氏はそれらの著書で大量の実例を通して、若者言葉の歴史、背景、出自及び造語法などを詳しく論述し、
若者言葉の研究を多く推進した。米川氏(1996)は「現代若者ことば考」という本で若者言葉の定義について述べた。本稿は米川氏の定義に基づき、若者言葉の表現を考察する。若者言葉における若者の心理に関し、米川氏(2006)は
「若者ことばの研究序説.言語」では若者の心理的な背景は三つあると書いている。
- 顕著な体の変化につれて、他人の目に気になってくる。それゆえ、他人の体に関する言葉および外見を評価する言葉が若者言葉になっている。
- 青年期は自己を発見する時期ため、他人と比較し、自己に対しても他人に対しても批判的に見ることが多くなる。それゆえ、若者言葉のなかで人をマイナス評価する言葉が多くなってくる。
- 青年は自我意識をめばえるため、束縛から脱却し、自由自在を追求して目上に反抗するようになる。さらに言葉の規範から自由を求め、新語を次々と作り出す。そのため、若者言葉は若いからこそ生まれる世代語といえる。
米川氏の研究は日本の若者言葉の研究分野において集大成と言える。氏の著書の中でかなり多くの研究成果が記述される。本稿で若者言葉の定義や若者の文化心理について参考したいが、若者言葉が絶えず発展しているものであるため、新しい言語特徴、造語法を補足する必要があると思う。
中国では日本の若者言葉に関する研究成果も数多く、若者言葉をキーワードにして検索したら、さまざまな論文が出てくる。劉麗華(1996)は若者言葉の特殊性、働き、造語法、流行る原因を分析した。流行る原因に関して、西洋崇拝、女権の拡張、日本人の造語意識をまとめた。韓小辰(2009)は『若者言葉辞典』と『若者言葉事典』に載っている若者言葉を対象として、造語特徴、造語法及び内蔵された文化心理を検討した。韓小辰は簡単に若者言葉を俗語、新語、流行語や集団語と比べ、定義をだす。次に、『若者言葉辞典』と『若者言葉事典』に収録される若者語に基づき、若者言葉の語種と若者の西洋かぶれなどの文化心理を詳しく討論した。データが辞典に収録された語であるため、典型性があると思う。本稿でもネット用語は流行語と比べ、ネット用語の定義を明確する。
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