摘 要
本文从广义文化的角度出发,通过对相关文献的调查,对中日两语“左・右”的多义现象进行了分析和研究。本文由五部分构成。
第一部分是前言。提出了本研究的动机、目的及研究方法等等。在日常生活中,方位词“左・右”用于抽象领域的例子屡见不鲜。那么,这些抽象义与方位词的基本义之间存在怎样的关系?探明这些问题正是本文的研究目的。
第二部分是中国和日本的“左右”语义分析。首先,要确认歧义。接着,为了确认原型的含义,对形成定义的膨胀过程进行分析。
第三部分是语义范畴的比较研究“左右”。中国和日本的“左右”的意义的范畴是不完全一样的。两者既有相似点也有不同点。中国和日本“左右”的状态,显性的关系,抽象的方向等方面是大致相同的,而在社会等级、概数、人的领域表现出不同。这与两国文化背景、社会结构有很大关联。另外汉语的“左・右”比日语的“左・右”语义范围略广。 这与两个国家之间的文化背景,社会结构有很大的关联。
第四部分是中国和日本的“左右”的文化影响的比较研究。语言和文化有冲突的点。有必要分析其不同的层次。
第五部分是结语。简要说明中日两语中,左和右的文化涵义异同点。
关键词:左和右;语义;文化
目 次
はじめに 1
先行研究 2
1.中日の「左・右」の意味解析 5
1.1 意味 5
1.2 語源 6
2.中日の「左・右」意味カテゴリーの比較研究 7
2.1 類似点 7
2.2 相違点 7
3.中日の「左・右」の文化的な意味合い 10
3.1 類似点 10
3.2 異なる点 11
終わりに 13
参考文献 15
謝 辞 16
はじめに
日常生活では、我々は、よく「左」と「右」の二つの概念に遭遇する。私はシンガポールに旅行してはじめて、シンガポールと中国との規則が反対であることがわかった。それは、方向の概念を表すだけでなく、言語や文化のより深い意味も反映している。それで、私は中日における「左と右」の文化ももしかしたら異なるかもしれないと思い、中日の「左と右」の意味用法と文化に対する比較研究を考え始めたのである。本文は関連の文献の調査を通じて、中日の「左と右」の文化について分析し、考察してみた。本文は、3つのパートで構成される。第一の部分は、中日の「左・右」の意味解析である。まず、多義性を確認する。次に、プロトタイプの意味を確認するために、意義の拡張の形成プロセスの分析を行う。第二の部分は「左・右」意味カテゴリーの比較研究である。中日の「左・右」の意味カテゴリーはまったく同じなわけではない。双方の間に、類似点もあれば、相違点もある。中日の「左・右」は状態、支配関係、抽象的な方向、抽象的な物質などを示すことにおいてだいたい同じである。社会階層、人々のおおよその数が異なる領域を示している。これは、両国間の文化的背景、社会構造に大きな関連性がある。第三の部分は中日の「左・右」の文化的な意味合いの比較研究である。言語と文化は矛盾する点を持っている。したがって、それらの異なるレベルを分析する必要がある。
先行研究
1. 中国語における先行研究
方経民は「漢語“左”“右”方位参照中的主観和客観」(1987)という論文では“左・右”空間参照枠における主観と客観について述べている。言い換えれば、左右を区別するとき、観察者、視点、参照点、という三つの関係を明らかにした。すなわち、空間参照枠は参照点の違いによって“外物参照”、“整体参照”、“自身参照”(注1)に分けられるとしている。空間参照枠とは観察者は参照点、方位詞により、対象となる客体のある所を示すものである。“外物参照”の場合、中国人は“客視”(視点は観察者以外のもの)をとり、日本人は“主視”(視点は観察者自身)をとる。“整体参照”と“自身参照”の場合、中国人、日本人はみな“主視”をとる。
廖秋忠は「空間詞和方位参照点」(1989)という論文で方位詞の定義、名詞との区別など、文法角度から方位詞を考察した。また、空間を捉える時の参照点について論じた。
{劉寧生は「漢語怎样表達物体空間関係」(1994)という論文で空間の捉え方の角度から現代中国語においてどのように物事の位置関係を表すのかを考察した。
徐一平は『日本語言』(1999)という本で「言葉の意味を理解するには、ある体験が必要である」ことを強調した時、“右”の定義について触れている。中日両国語の辞書には「右は南に向かって西のほう」という記述があるが、<南>に対する解釈は「日の出る方(東)に向かって右のほう」であるという。このように<南>という概念を利用して<右>を解釈する一方、<右>という概念を利用して<南>を解釈するのはいささか混乱が生じると考える。「人間は子供の時、母に連れられ、右手のほうは<右>と教えられて<右>という概念を理解した」と指摘した。}「刘红,中日两语“左、右”多义性的认知研究」
2. 日本語における先行研究
山梨正明(1988)によれば、「『上・下』が単なる空間位置を表すだけでな
く、空間から別のカテゴリーに転じ、人間の主観的概念あるいは社会関係などを比喩的に表す。『上』は『増、良、幸、理性、支配、繁栄、尊大』と結びつき、『下』は『減、悪、不幸、感情、被支配、没落、謙虚』と結びつく」と指摘した。
瀬戸賢一(注5)(1995)によれば、「『上』は『明、軽、乾』などと、『下』は『暗、重、湿』などと結び付き、さらに、価値や論理的規範で一般に『上』は正の意味を担い、『下』は負の意味を担う」とし、「『上』のメタファーが『下』のメタファーより用途が広く、かつ複雑な意味のネットワークを発達させている」と述べている。
井上京子は『もし「右」や「左」がなかったら』(1998)という本で「右と左という概念は、なんら必然性を伴わず、単に特定の集団内でのみ用いられる空間の切り分け方にすぎない」(注2)と指摘した。つまり、「左・右」は人類共通の概念ではないとしている。集めたデータに基づき、「『左・右』の概念が言語表現として組み込まれているものは少なくとも五つタイプがある」という。
①身体部位名称で手の名前になっている場合
②身体の左右2分割が起こっている場合
③話者の視点からの領域を指す場合
④物体中心の領域を指す場合
⑤視野の中で「右寄り/左寄り」と、比較上の投影をする場合。
氏は「左・右」の空間概念を詳しくまとめたが、ただ羅列したに過ぎず、この五つのタイプ間の関係はあまり明らかにはされていない。
3. 中日対照における先行研究
傅静は「漢日方位表示法的比較」(1993)という論文で中日両言語における方位、方向を表す方位詞の使用を対照して考察し、主に、言語表現の形式にポイントを置いて書いた。対照した結果、「共通点がかなり多いが、相違点もある。日本語の表現より中国語のほうがもっと豊かである」といった。
包央は「漢日方位詞的文化内涵比較」(2007)という論文で中日両言語にお
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