摘 要
在日本社会中,有句谚语叫“各就其位,各安其分”。这句话描述的是与生俱来的日本人的等级观念。这种等级意识具有历史性并且根深蒂固,对日本社会产生了深远的影响。在日本人生活的各方各面也有所体现。
本文从语言方面,即从有着特殊内涵的日语第二人称“あなた”的使用来阐述日本人的等级观念。
关键词:日本;等级观念;你;第二人称
目 次
はじめに 1
1 「YOU」とも「您」とも違う「あなた」 2
1.1 基本的な「あなた」 2
1.2 理屈ではない「あなた」 4
2 家庭内の親属名称と階級意識 5
2.1 後輩対先輩 5
2.2 先輩対後輩 6
2.3 コメント: 7
3 職場での呼び方と年功序列 10
3.1 職場名称 10
3.2 隠語に代行され 11
3.3 「お」、「ご」 …と人名 「さん」、「ちゃん」 12
3.4 コメント: 14
4 女性言葉として多く使われている「あなた」 16
4.1 男女言葉の違い 16
4.2 男女でどこが違うか 18
4.3 コメント: 19
おわりに 21
参考文献 22
謝 辞 23
はじめに
人称とはある文法形で行為を表現し、動作の所属者を明らかにするものである。日本の第二人称は異常に発達している。あなた、お前、きみ、きさま、てめえなどを含めてさまざまである。さらに、聴き手の身分、地位、年齢、性別、話し手と聴き手の親疏遠近及び当時の場面などいろいろなファクターを意識して適当な人称を用いなければならない。その中で、特別なのは「あなた」である。実際、日本人同士で「あなた」という代称詞を使う機会はほとんどない。むしろ、「あなた」を避けたほうが安全であると主張している。自分は「あなた」の微妙なニュアンスを深く理解しているうち、日本人の根強い階級意識にだんだんきづいてくる。本文はその点について論じる。
1 「YOU」とも「您」とも違う「あなた」
1.1 基本的な「あなた」
中国では第二人称を指す場合、たいてい「你」を使ってすむ。ごくていねいな場合で、「您」ですむ。英語なら、ごく簡単で「YOU」ひとつでことたりる。日本語の場合、「YOU」と「你」に対応できるもっとも標準的な第二人称は「あなた」である。文法によると、「尊敬のニュアンスを帯びている」「もっとも広く使われる」「ほとんどの場合に適している」と書かれて「あなた」を説明する。
字面から見ると、「あなた」が自分より地位の高い人あるいは同輩に使われ、しかも相手に敬意を表するニュアンスを含んでいることを明らかにしている。現在日本社会で、「あなた」は第二人称の敬語として日本人に使われている。たとえば、新聞紙上の広告などは、「神さま」であるお客に対し、「あなた」を連発している。神様に呼びかけるのだから、これはもっともうやうやしいことばであるに違いない。
1.1.1 メデイアのなかの「あなた」
「印象にのこっている「あなた」の使用例を日本の新聞、雑誌から拾ってみた。
- 自動車で味わえない大空のスリルとスピードをあなたに!(航空会社広告)
- こころをこめてあなたに……私たちの一〇八曲(レコード会社の広告)
- あなたの目の若返り!(眼鏡店の広告)
- 超LSI時代の到来!進むオフィスオートメーションであなたの職場はどう変るか(書籍広告)
- 見てください、私の青春を。あなたと同じように、すばらしい青春を……(映画広告)」
広告でこれほど頻繁に「あなた」が使われるのは、広告の対象に敬意だけでなく、親しみを込めた呼びかけで引き付け、「あなた」の財布の口を開かせようとするものであることは、いうまでもない。
1.1.2 恋人間と夫婦間の「あなた」
若い恋人ならともかく、夫婦間で妻が夫に対する場合に「あなた」を使うことが頻繁にある。この時の「あなた」は愛の感情を込めている。
- 妻 お帰り!
夫 腹へた~~腹へた。うん!いい匂い。ご飯もうできだんだ。
妻 あなた、あなたでば、そう急ぐな、靴、靴抜いて。
夫 あ、忘れた、すまん。え、今日、いっぱい作られたな、だれが来ますか。
妻 いいえ、今夜は二人だけ。
夫 あ、そう。じゃ、嬉しいことでもありますだっけ。
妻 なによ、もう覚えていないかしら、冷たいな。
夫 はは、怒ってる、いけない、いけない、じゃ、プレゼントをあげましょうか。結婚記念日で大切な妻を怒らせては大変でしょう。
妻 意地悪い!(ボックスを開け)わ、素敵なワンピース。
夫 You are my one-piece!(ここのone-pieceはお宝の意味がある)
妻 あなた!(幸福な涙が溢れる)
1.2 理屈ではない「あなた」
しかし、実際はそう簡単に「あなた」を理解することはできなかろう。テレビやドラマであろと、日本人の実際の日常生活であろうと、日本人の生きたことば遣いに気をつけていたが、上記のような状況をのぞい、上司、親、年長者、教師などに対し、「あなた」が使われるのを耳にしたことはない。挨拶、上下関係、人間関係の親疎、内と外また述語(敬語の使用、授受動詞など)などによって、対称詞を使用しない場合は確かにあるが、でも、それだけで「あなた」の使用を避けるのは現実的な考えではないといわざるを得ない。
このように、日本語の「あなた」は複雑きわまりないことばである。同じ人称としても、使い方によって、ユーザーの気持ちは同じではないことにきまっている。そして、全体から、日本人の心理を把握しようとすると、日常の言語はもっとも直接的且つ有力な材料である。日本社会の中で「各各、その所を得る。各各、その分を安んじる」という階級意識がある。日本人はそれぞれの社会的な役目にもとづいてみずからの生活のルールを制定する。別人と付き合っているとき、両方の性別、家庭背景、年齢などの関係に応じて自分の行動方針を確立する。年長者、男性はより多くの特権を持っている。若者、下級は年長者の命令にかならず従わなければならない。つぎは「あなた」の使い方の各方面からあらわされてきた日本人の根強い階級意識を述べる。
2 家庭内の親属名称と階級意識
2.1 後輩対先輩
世界の中で一番親しい関係はおそらく親と子供間の関係である。われわれ中国人にとって、もし第二人称を使う必要があるとしたら、たいてい「你」ひとつでたりる。しかし、日本では親密な親子の関係としても、子供は男女を問わず好き勝てに「あなた」とはいうことはできない。親に対して「あなたは今晩まっすぐうちへ帰りますか」「您今天晚上下班后直接回家吗?」というのは中国語では何もおかしいところはないが、日本人では、なぜか親に反抗する子のことばになってしまう。「お父さんは今晩まっすぐいえにかえりますか」でなければならないのだ。
- 有吉佐和子氏の小説「地唄」につぎのような描写がある。「楽屋の何ともつかぬ騒がしさの間、邦枝は、ただ父を見詰めていた。としの衰えるが感じられず、三年前と変りのない菊択寿久がいた。私は三年の間にずいぶん変化しているのに、お父さん、あなたは人の話ではますます偏屈で手がつけられなくなっているというが、邦枝の見るところでは、三年前に描かれた肖像画よりも尚、変化がなかった。」
これは、来月初めに日本を離れて米国に行くことになった邦枝が自分のことをまるっきり相手にしなくなった、失明した老父に会いに楽屋を訪れたシーンである。邦枝は三年前アメリカの青年と結婚しようとして、父に強く反対され、以来二人の間は抜き差しならないものになっていたのだった。
このように、胸のうちでは父に「あなた」とよびかけた邦枝だが、顔と向かってはもちろん「あなた」ではなく、「お父さん」といわなければならない。邦枝の心の動きを描いたシーンの次ぎのような一段がある。
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