摘 要
中文摘要
赠答行为是人类社会中常见的一种现象。中日都是重视礼仪的国家,赠答可以说是日常生活中必不可少的社会活动。本论文将通过中日两国赠答行为的差异来试着分析中日两国义理和人情的差异。
翻阅字典,中文的“义理”是指言论或者文章的内容和道理。而日语的“义理”却有五个含义。另外,在本尼迪克特的著作《菊与刀》中,“义理”又被分成了两类—对社会的“义理”和对名誉的“义理”。因为对社会的“义理”,日本人对家庭和近亲怀有义务。因为对名誉的“义理”,日本人按照礼仪规范规规矩矩地生活,并履行各种各样的职责以外的义务。并且,他们不会轻易承认自己的失败和无知。有时候为了“义理”,也不得不无视自己的正义感。
关于“人情”,日本的字典上有两个意思。一个是人自然而然产生的情感、慈爱和同情。另一个是人心自发的感动。而中国的人情比日语的“人情”有更加复杂的意思。此外,在赠答活动中另一个不得不考虑的是面子因素。
随着文化和经济的繁荣,现在的中日赠答习惯有了一些新的变化。中国早已成为了“人情的社会”,而日本和以前相比变得更加重视“人情”了。
关键词:赠答;义理;人情;差异
目 次
- はじめに 1
- 先行研究 3
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義理と人情の意味 4
- 中国の義理と人情 4
- 日本の義理と人情 4
- 起源と関係 5
-
中日贈答慣習の比較 6
- 贈答慣習の起源 6
-
贈答慣習の比較 7
- 贈答の時期 7
- 贈り物の選択 7
- 贈り物についての細かい点 8
- 贈答の対象と方式 9
- 贈答時の言葉遣い 9
-
贈答方式における義理と人情の働き 11
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“人情”と「面子」の社会で生きる中国人 11
- “人情”の深い意味と法則 11
- 「面子」を大事にする中国人 12
-
人情より義理を重んじる日本人 13
- 世間に対する「義理」 14
- 名に対する「義理」 15
-
“人情”と「面子」の社会で生きる中国人 11
-
現在の義理と人情 17
- 盛んな贈答活動 17
- 個人感情が重視される傾向 17
- おわりに 20
注 21
参考文献 22
謝辞 24
はじめに
中日両国とも贈り物がすきな国だとよく言われるが、中日両国の贈答慣行についての差異が多い。たとえば、中国人の方はそれから初対面の日本人の方を訪問するため、“见面礼”(初対面の人への贈り物)という贈り物を持って行った。それは、「今後助けてもらうことがあるかもしれないから、どうぞよろしく」という意味が含まれる。つまり、今は分からないが、多くの人と付き合って、自分の人間関係を結んだら、今後の生活に役に立つに違いない。しかし、日本人から見れば、下心があるのではないだろうか。したがって、そのような誤解を避けるために、本稿では、中日贈答慣行における共通点および相違点の考察を通じて、その背景にある両国の社会文化、国民心理を考察してみたい。
日本では、「義理」に対する考慮が贈答慣行の主な理由であるのに対して、中国では、贈答は“人情”の世界で生じた礼儀の一つであると言える。しかし、中日の「義理」と「人情」の意味は尐し異なる。義理は中国から日本に伝えられたが、長い年月の間で日本の社会文化と融合し、日本特色の持つ守らなければならない一種の道徳規範になった。毎年、お中元と御歳暮の時期が近づくと、日本では贈答のやり取りが始まる。大部分の日本人はそれをきっかけに一年中お世話になった人に感謝の気持ちを表すために、贈り物をするのである。しかし、近年来「虚礼廃止」という呼び声も出てきた。人情は日本では主に人の自然感情を指しているが、中国ではさらに複雑な意味がある。「“人情”に苦しむ」という言葉は中国人の現状をよく表していると言える。さらに、“出人情”(冠婚葬祭、誕生日などの宴席に招かれるために金品を贈る)という言葉の“人情” は感情のことではなく、金のことを指している。
文明開化と西洋風潮の影響を受け、日本では今の若者は集団意識より個人感
情を重んじ始めた。贈答行為は単純に義理を守る社会規範だけではなく、家族や友達への感謝の意を表す手段にもなる。
先行研究
フランスの人類学者マルセル・モースの『贈与論』は、相互関係と贈り物の交換を研究する最も有名な著作である。人類学の贈答に関する論理は主にマルセル・モースの『贈与論』から生まれたものである。『贈与論』が発表されて以来、贈答研究は、重要な研究分野となっている。モースは原始社会における贈与の慣行を考察し、贈り物によって作られた繋がりはいわゆる人間社会における相互依存の関係であると述べている。
日本の贈答慣行について、北京第二外国学院の孫欢欢(2007)は「贈答慣行 から見た日本人の心―日本人の贈答慣行への一考察」で、アンケート調査方法にもとづく、日本の贈答の時期、贈り物の選択や贈り物をするときの注意点に関する内容を研究して、日本人の返礼についての意識、特性や表現をまとめた上で、贈り物に宿る神秘的な感覚を贈り物の縁起と禁忌、結び文化、それに包装という三つの方面に分けて論じた。贈り物に対する返礼の背景にある原因について、彼女は、日本では、「義理」に対する考慮は返礼を行なう主な理由であるに対して、中国では、返礼は“人情”の世界で生じた礼儀の一つであると述べ、中日両国の贈答における義理と人情の働きを指摘した。
また、中国の贈答慣習について、樊麗麗(2009)の《礼品挑选和赠送常识》 と関向娜(2011)の修士論文『中日贈答文化に関する比較研究』の内容を参考 にして、中国の贈答慣行について詳しく調べた。
今までの研究では、中日両国の伝統的な贈答風俗についての比較研究は多いが、贈答文化の差異の背後にある原因はあまり検討されていない。また、日本人の義理観を釈明してくれる成果は多いが、中国の人情と繋がって比較した論文は尐ない。したがって、中日贈答慣習の相違をめぐって、中日国民の贈答心理を分析しながら、両国の「義理」と「人情」の違いを検討したい。中日交流、特に贈答するときに生じた誤解を避けるために、尐しでも役に立てれば、幸いだと思う。
義理と人情の意味
中国においても、日本においても、「義理」と「人情」という言葉が存在している。そもそも「義理」という単語は中国から日本へ伝わったが、長い年月を経て、中国語以外の新しい意味が生じた。中日贈答文化においての働きを解明するためには、両国での「義理」と「人情」の意味と起源を追究することは必要だと思う。
中国の義理と人情
中国語の“义理”と“人情”の意味について、《现代汉语词典》によると、
“义理”は「言论或文章的内容和道理(言論あるいは文章の内容と道理である)」。
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